about

Time Lagは様々な時間を眺める、一点物の掛け時計ブランドです。

盤面は、グラデーションに紙焼けした古紙でコラージュを施し、
額は、鳥や虫による穴を自身で治癒した跡が残る木材を使用しています。

数十年という長い時間をかけて紙焼けしたグラデーションからは、時間の蓄積が映し出されているようです。

時計は常に一定の時を刻んでいますが、
一方でわたしたちは時間をあっという間に、時にはゆったりと感じ、
昨日は過去を回想したかと思えば、今日は未来に想いを馳せたりと気まぐれです。

そうしたそれぞれの時間のずれを愉しみ、慈しむ時間の中で、
私たちはふと、あの時の人のあたたかさに気づくのだろうと思います。

過去を回想し、 未来を想像し、 今を観る。
今日もまた、人も時計も共に経年変化していきながら時を重ねていきます。

余白ある穏やかな時間を。